事業計画書の目次例

2005-07-19

米国のベンチャーキャピタルへの提出するビジネスプランの目次の例を紹介します。
1.エグゼクティブサマリー
2.マーケット分析
 A. 業界分析(業界の特質と動向、業界規模、成長率、需要層)
 B. 販売ターゲット
 C. 市場調査の分析結果
 D. 事業の採算性と収益性、価格戦略、損益分岐点分析
 E. 競合状況(現在および将来の競合の参入、事業の強みと弱み、参入障壁)
 F. リスクファクター、事業の制約条件、克服すべき課題等について
3.企業と事業の概要
 A. 事業の性質と事業コンセプト
 B. 自社の強み(顧客満足度、品質の高さ、人員、場所等)
4.販売・マーケティング戦略
 A. 市場・製品マトリクス戦略、成長戦略、流通チャンネル戦略、販売促進・PR戦略
 B. 販売戦略(営業マンの状況と採用、教育方針、評価と報酬の方針、販売活動のデータ)
5.製品とサービスの概要と競争優位性
 A. 製品・商品およびサービスの特徴
 B. 製品ライフサイクル
 C. 知的財産権等の参入障壁、守秘義務事項
 D. 研究開発活動
6.調達・流通チャンネル戦略、生産活動
 A. 流通チャンネルの状況(設備投資やアウトソーシングの利用等を含む)
 B. 生産活動、生産能力の状況(設備投資やアウトソーシングの利用等を含む)
 C. 流通チャンネルと生産活動の優位性(直販体制等のノウハウ、経験曲線等の低減化)
 D. 仕入調達活動
7.マネージメントチーム
 A. 経営体制と組織図
 B. 主要な経営メンバーの責任と役割区分、経験と資格、ストックオプションを含む役員報酬の概要、事業参画の経緯、貢献度)
 C. 大株主の状況、株式の情報(授権資本、発行済株式数、株式の種類等)
 D. 役会のメンバーと運営のついて
8.資金計画と資金需要
 A. 資金需要と資金調達計画
 B. 今後3ヵ年間の資金計画
 C. 株式公開等の中長期計画
 D. 過去の実績データ(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)
 E. 財務計画(計画貸借対照表、計画損益計算書、計画キャッシュフロー計算書 主要な仮説条件一覧、ベスト~ワーストケースの場合のシナリオの影響)
 F. 財務分析、予算
添付資料
 マネージメントメンバーの履歴書、定款、商業登記簿謄本
 会社、製品・商品およびサービス等のパンフレット
 外部支援機関のリスト(弁護士、公認会計士、金融機関、公的支援機関等)
 市場調査結果のデータ
 メディア掲載記事情報等
 特許等の取得証明、雇用契約